【2025年】SaaS業界がIT未経験者の転職におすすめな理由を徹底解説

SaaS

こんにちは、さくおです!

ここ数年で急速に伸びている業界のひとつが「SaaS(サース)」です。求人サイトや転職情報を見ても「インサイドセールス」「カスタマーサクセス」といったSaaS関連の職種をよく見かけるようになりましたよね。

でも、そもそもSaaSって何?どうして今こんなに注目されているの?そして転職するならどんなメリットがあるの?…と気になっている人も多いと思います。

SaaS業界は、2025年に未経験でIT業界に転職しようとしている人に対して、万人に対しておすすめできる業界だと自信を持って言えます。

この記事では、その理由と合わせて、SaaSの基本情報や働くメリット、魅力、キャリアについて詳しく解説していきます!

この記事の信頼性

✔︎ 広告業界から未経験でIT企業へ転職し、現在はメガベンチャーで現役カスタマーサクセス職
✔︎ 月70時間だった残業を20時間に削減し、時間単価は1.2倍にアップ

こんな方におすすめ
  • SaaS業界って名前は聞いたことがあるけど、いまいち分かっていない
  • SaaS業界が転職先におすすめな理由が知りたい
  • IT業界へのキャリアチェンジを考えている

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
目次

そもそも、SaaSって何?

SaaS(サース)とは「Software as a Service」の略称で、インターネット経由でソフトウェアを利用できるクラウドサービスのことです。

「なんかITっぽい言葉…」と思う人もいるかもれませんが大丈夫。あなたにもすごく身近で便利な仕組みなんです。

例えば、サービスのマイページにログインして使うクラウドサービスやZoom・Netflix・SpotifyはすべてSaaSのサービスです。

「サブスク型」で月額・年額の支払いでサービスを使い続けられるのが特徴になります。

上記はすべて一般消費者向けのサービスですが、法人向けのサービスでは顧客管理ツールのSalesforce、チャットツールのSlackなどが代表的な例として挙げられます。

ひと昔前はクラウド上のサービスではなく、買い切りの製品を購入しサーバーを設置して管理をしていました。(いわゆるオンプレミス型と呼ばれるシステムです。)

セキュリティや企業独自の要件を満たすために、オンプレミス型のシステムを利用し続けている企業もありますが、導入コストが高く、管理の工数がかなりかかるケースが多いです。

それに比べてSaaSは、初期費用が安いので導入障壁が低く、サービスも分かりやすくて便利なので、数年前からどんどん企業にも個人にも広がってるんです!

SaaS オンプレミス


SaaS業界が2025年の転職におすすめな理由

オフィスの風景

さっそく、ここからSaaS業界がおすすめな理由をお伝えしていきます!

日本でも稀な”超成長産業”

Grand View Researchの調査によると、日本のSaaS市場は2024年で約1.3兆円(約US$104.8億)、2030年には約3兆円(約US$226.8億)に成長する見込みがあり、2025年から2030年にかけて毎年約13%ずつ成長していくと予想されています。引用:Grand View Research

IT市場全体で約5%の成長率と言われている中で、SaaSの成長率はその2倍以上と考えると、急成長している業界であることがよく分かります。

成長しているということは、それだけサービスのニーズがあるということ。

SaaS企業は「その分野の1位になりたい!」という思いで拡大を進めているので、競合よりもいち早く事業を拡大していくために、営業職・カスタマーサクセス職・エンジニア職など、職種に関わらず積極採用を続けている企業が多いわけです。

企業側は「人が足りない!活躍できる人ならぜひ雇いたい!」という状態なので、未経験の人でも活躍できる可能性がある人ならばガンガン採用を進めている企業が多いんです。

また、SaaSのサービスは、2025年現在、爆発的に成長しているAIとも相性が非常に良いので、さらに使いやすくて賢いサービスが生まれていく可能性が高いと考えています。


ビジネスパーソンとして”成長しやすい環境”

SaaS業界は、20〜30代で「ラクしたいわけじゃないけど、しっかりキャリアが積める職場がいい!」という人にはピッタリの業界です。

営業力・顧客コミュニケーション力・顧客折衝力・ITスキルなど、自分の望むキャリアにあわせて経験を積むことができます。

なぜ、SaaSは成長しやすい環境なのか?

それはずばり、難易度の高い業務に携わることができるからです。

これは、「誰に」・「何を」・「どうやって」訴求しているかを考えると分かりやすいです。

  • 誰に?:主に法人向け。企業という規模の大きい組織の課題に向き合うので、その分やりがいも大きいです。

  • 何を?:モノではなく無形商材。有形商材よりも論理的に価値の伝える力が身につきます。

  • どうやって?:分業型(ザ・モデル)で、ポジションに求められる成果にコミットして、それぞれの強みを伸ばすことができます。

このように、難易度の高い業務を若いうちから裁量をもって仕事を任せてもらえるため、自然とビジネスパーソンとして価値を高めることができるんです。

また、SaaSは勢いがある業界である分、優秀な人材が集まりやすいと感じています。

仕事ができる人に囲まれると、その分自分もちょうどいい緊張感を持って働くことができるため、とても刺激になり自身のキャリアにも繋がってくると思います!


自分の強みを活かしたポジションにつける

ピース

SaaSの魅力は、なんといっても「分業制」。自分の得意分野に特化したポジションを選べる点にあります。

例えば、営業職として働いている人でこんな悩みを持っている人はいないでしょうか?

  • 「新規のアポイントを組むのはゲーム感覚でやりがいを感じるけど、顧客折衝が面倒に感じる」
  • 「契約を取ってくることは好きだけど、その後のアフターフォローが億劫に感じる」

私の場合は、テレアポや新規開拓はあまり面白く感じず、逆に顧客と長期的に関係性を築くことは好きだったので、それが叶えられる職種を探していました。

このように、自分の強みを活かしてボジションが選べることで、「得意を伸ばす」キャリアを築くことができます。

SaaS業界の顧客対応のポジションでいうと、代表的なものとして下記の3つが挙げられます。

  • リードを作るのが得意 → インサイドセールス(IS)

  • 商談を決めるのが得意 → フィールドセールス(FS)

  • 顧客を支えるのが得意 → カスタマーサクセス(CS)

「やってみたら合わなかった」となっても、他職種にキャリアチェンジをすることも可能です!だから未経験でも挑戦しやすい環境だと感じています。

 

また上記の3つのポジションは、SaaS業界特有の『ザモデル(The Model)』の考え方に伴った分業になります。

こちらの記事で詳細をまとめているので、気になる方は覗いてみてください。

あわせて読みたい
ザモデル(The Model)で理解するカスタマーサクセス|企業の流れと役割を転職者向けに解説 こんにちは、さくおです! 「カスタマーサクセスに興味はあるけど、そもそも自分が働く会社の中でどんな立ち位置なのかよくわからない…」そんな風に思っていませんか? ...

変化が楽しめる環境

SaaS企業は、スタートアップ〜メガベンチャーなど、企業の規模に差はあれど、会社自体は若い企業が多いという特徴があります。

組織体制や業務のオペレーション、部署間の連携方法など、「決まった型」をずっと続けるというよりは、日々アウトプットの最大化を求めて柔軟に変化し続けています。

  • 日々業務内容や求められる指標が少しずつ変わっていくので、仕事に変化が生まれて飽きない

  • 「これのプロジェクトに参加したい!」と手を挙げたら、年次に関わらずチャンスがもらえる

  • 「部の動き方についてもっとこうしたほうがいいんじゃないですか!」と誰でも平等に声が上げられる

このように、「組織に対して自発的に働きかけられる環境」でありつつ「何も自分からせずとも変化を楽しむことができる環境」でもあります。

主体性を持って働いているメンバーの方が昇進が早いのはもちろんですが、そうでなかったとしても淘汰されるような雰囲気ではなく、あくまで自分のペースで成長していけます。

毎日を少しだけ刺激的に働きたい人や、成長意欲のある人には絶好の環境だと思っています!


ワークライフバランスがよく、”働きやすさ”と”待遇”のバランスがいい

カスタマーサクセス

転職サイトで確認したところ、2025年現在、未経験からSaaS業界へ転職する場合の年収はだいたい500〜700万円くらいが相場になります。

「全然物足りない!」「入社してすぐに1,000万円を狙いたい!」

という人はコンサル業界やM&A業界など、もっと年収の相場が高い業界を狙った方がいいと思っていますが、

  • 成果主義で数字のプレッシャーが重くのしかかってくる
  • 長時間労働が日常茶飯事で、休日も返上して働かなければいけないことも
  • 数ヶ月以上、顧客企業先に常駐する必要があり、縛られている感覚がする

など、正直注意しなくてはいけない点も多いです。

しかし、SaaS業界はワークライフバランスが整っている企業が多く、

  • 在宅勤務(リモート勤務)可能
  • 平均残業時間は10〜20時間くらい
  • 転勤なし

など働きやすい環境が整っています。

私の場合、残業は月15時間程度で20時前には帰れる日がほとんどで、リモート勤務も週2日は可能です。

元々広告業界で働いていたときの悩みとして大きかったのが「長時間労働」だったので、それが解消できて、今は以前よりも、プライベートをさらに充実させながら働けている感覚があります。

コンサル業界などの高収入な業界に比べると収入は期待できないかもしれませんが、働きやすさとのバランス考えたら、かなり魅力的な業界ではないでしょうか。


キャリアの選択肢が幅広い

SaaSで培った経験は、キャリアの選択肢を広げてくれることに役立ちます。

例えばですが、代表的なキャリアとして下記のようなものが挙げられます。

  • その職種を極めてその道のプロフェッショナルになる
  • その職種でマネージャーに昇進する
  • 大手SaaSへ再度転職してキャリアアップする
  • 他職種へキャリアチェンジする(営業→CS→プロダクト開発など)
  • 日系企業から外資系企業に転職してキャリアアップする

スキルが汎用的であり、実績を積むほど選択肢が増えてくので、これから100年時代を歩んでいく上でも安心だと個人的には思います。

いずれにしても、これからIT業界に関わっていくキャリアを選ぶのであれば、絶対に身になる知識・経験が得られるはずです!

あわせて読みたい
【CSのキャリアパス】転職前に知っておくべきカスタマーサクセスの選択肢と未来 こんにちは、さくおです! 「カスタマーサクセスに興味があるけど、その先にどんなキャリアがあるのか分からない…」 そんな不安を感じていませんか? カスタマーサクセ...

製品への誇りと社会貢献

SaaSサービスは数年前と比較すると、徐々に世の中の「当たり前」の存在になりつつありますが、これから更に「新サービスのリリース」「機能拡張」が進んでいき、利便性がもっと向上していくことは容易に想像ができます。

そんな、社会的意義を持つサービスに誇りが持てて、世の中の役に立てている感覚を感じることができる点は、単純に「お金を稼ぐ」以外の部分にも意味を感じながら、働くことができるのではないでしょうか。

  • 自社サービスに「わが子」みたいに愛着を持てる

  • メンバーに尊敬できる人が多くて、働くことへの意味をさらに感じられる

  • 生産性向上に貢献してる実感が持てる

よって、転職企業を決める際には、サービスサイトを熟読したり、実際に使ってみたりして、あなた自身が「そのサービスが好きになれそうか」は確認しておくといいと思います!

現に私も、サービスの理念や今後の展望を聞きき、製品の魅力に背中を押されたことで、最終的に今の企業に決めました。


まとめ:転職するなら“今”がチャンス!

仕事

今回、私が紹介したおすすめポイントはこちらになります。

  1. 日本でも稀な”超成長産業”
  2. ビジネスパーソンとして”成長しやすい環境”
  3. 自分の強みを活かしたポジションにつける
  4. 変化が楽しめる環境
  5. ワークライフバランスがよく、”働きやすさ”と”待遇”のバランスがいい
  6. キャリアの選択肢が幅広い
  7. 製品への誇りと社会貢献

SaaSは年々市場が拡大している業界で、AIとの相性がかなりいいことから、今後更に右肩上がりで伸びていく分野であることがわかっていただけたと思います。

成長業界だからこそ、年収・ワークライフバランス・成長環境いずれにおいても魅力的な業界なんです!

将来的にAIで人が減って中途が絞られる可能性もあるので、転職するなら今が実はベストタイミングです。

今まさに未経験でIT業界への転職を考えている人にとっては、かなり有力な転職先の候補になると思っています。

もし少しでも興味があれば、他の記事を読んでSaaSの仕事内容や将来性について勉強してみてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
さくお
CS転職アドバイザー
✔︎ 未経験→IT企業のCS職へ転職成功
✔︎ 月70h→20hに残業削減/時間単価1.2倍

このブログでは、僕自身の経験をもとに、
「未経験からCS職に転職したい人」や
「もっと自分らしく働きたい人」に向けて、
キャリアのヒントやリアルな転職ノウハウやをお届けしています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次