こんにちは、さくおです!
この記事では、未経験からCSに転職した私が、
1年たらずで昇進するために意識してきたことを、まとめてみました。
「未経験からCSに転職して、1年も経たずに昇進できる人って、特別なスキルがある人なんじゃないの?」
そう思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
私が実際に働いてみて感じたのは、
昇進を左右するのはスキルそのものよりも、仕事に向き合う「考え方」や「スタンス」だということでした。
実際にSaaS業界への転職を考えている人の中で、長いキャリアを見据えている人も多いと思います。
もし上の役職に上がりたい!と考えている人にとっては参考になる記事だと感じています。
これからCSを目指す人、未経験での転職に不安を感じている人へ、
「入社後、どんな姿勢で働けばいいのか」を考えるヒントになれば嬉しいです!
✔︎ 広告業界から未経験でIT企業へ転職し、現在はメガベンチャーで現役カスタマーサクセス職
✔︎ 月70時間だった残業を20時間に削減し、時間単価は1.2倍にアップ
- SaaS業界で昇進していくために必要な考え方が知りたい
- カスタマーサクセスへの転職を通じて、キャリアアップしていきたい
- 未経験からIT業界へのキャリアチェンジを考えている
会社の「評価基準」を理解する

昇進というと、「人一倍頑張る」「成果をたくさん出す」といったイメージを持つ人も多いと思います。
ただ、実際に働いてみて強く感じたのは、昇進は“頑張り”そのものではなく、“評価”で決まるということでした。
評価とは、会社や組織が「どんな人を評価したいか」という基準に沿って判断されるものです。
つまり、どれだけ努力していても、その努力が評価軸とズレてしまうと昇進にはつながりにくいのが現実です。
この評価基準は、会社ごとに本当にバラバラです。
ある会社では数字がすべてだったり、
別の会社ではスキルの専門性が重視されたり、
また別の会社では、周囲と円滑にコミュニケーションを取りながら組織を前に進められる人が評価されることもあります。
だからこそ、最初にやるべきなのは
「この会社では、どこが見られているのか?」を理解することでした。
数字なのか、スキルなのか、それともスタンスや姿勢なのか。
評価者がどんな観点で人を見ているのかを意識して仕事をするだけで、行動の優先順位は大きく変わります。
私自身も、「とりあえず目の前の仕事を頑張る」状態から、
「これは評価につながる行動か?」を考えて動くように意識を切り替えました。
評価基準を理解し、
「何をやれば評価されるのか」を考えながら行動する。
これが、未経験から昇進を目指すうえでの、最初の一歩だったと思います。
早期から「仕事ができる人」という印象を持ってもらう

昇進は、常に誰かが評価され続けた結果として起こるものではありません。
実際には、上のポジションが空いたり、組織編成で新しい役割が必要になったタイミングで、一気に話が進むことが多いです。
だからこそ大切なのが、その瞬間に
「昇進させるなら、あの人だよね」と、候補として思い出してもらえるかどうかです。
このときに効いてくるのは、派手な成果よりも、
「この人はちゃんと仕事ができる」という日頃の印象だったりします。
未経験で入社した場合、まず求められるのは特別なスキルではありません。
それよりも、定常業務や基礎業務にどれだけ早く慣れ、安定してこなせるかが重要です。
-
基本的な業務を安心して任せられる
-
顧客対応や社内対応で大きな不安がない
-
状況に応じて優先順位を考えられる
こうした積み重ねが、
「この人なら任せても大丈夫」という安心感につながります。
私も始めはまず、目の前の定常業務を早く自走できるようになることを意識しました。
その結果、少しずつ「相談される側」になり、自然と仕事の幅や責任も広がっていきました。
早い段階で
“仕事ができる人”というレッテルを貼ってもらうこと。
これは、昇進のチャンスが来たときに、候補に入るための大きな土台になります。
定量面での成果を取りにいく
カスタマーサクセスは「顧客に向き合う仕事」というイメージが強く、
数字とは距離がある職種だと思われがちです。
ただ実際には、CSでも数字は評価において重要な判断材料になります。
なぜなら、昇進や評価を考える立場の人にとって、
数字はもっとも分かりやすく、共通言語として扱える指標だからです。
もちろん、CSの仕事は数字だけで語れるものではありません。
顧客満足度やチームへの貢献など、数値化しづらい要素も多くあります。
それでも、最低限の定量成果があるかどうかで、評価の土台は大きく変わります。
ここで大切なのは、
「誰よりも突出した成果を出すこと」ではありません。
それよりも、
-
与えられた目標を安定して達成できているか
-
大きく崩れることなく、継続的に成果を出せているか
といった点が、昇進を考える上では重視されやすいと感じました。
定量面での成果があると、
その上に「姿勢」や「行動」「チームへの影響」といった評価が乗ってきます。
逆に、数字が足りていない状態だと、
どれだけ周囲のために動いていても、評価の土俵に立ちにくくなってしまいます。
だから私は、
まずは定量目標をしっかり取りにいくことを意識しました。
その上で、姿勢や行動が評価される状態を作る。
これが、未経験から昇進を目指すうえでの現実的な考え方だと思います。
自分だけでなく「組織全体」を見る意識を持つ

未経験から仕事に慣れてくると、
「自分の担当業務をきちんとこなす」ことはできるようになります。
ただ、その段階を超えて評価を上げていくには、
個人プレーだけでは頭打ちになりやすいと感じました。
昇進を考える立場の上司が見ているのは、
「この人がどれだけ成果を出しているか」だけではありません。
それ以上に、「この人に一段上の役割を任せられるか」という視点で見られます。
そのときに差がつくのが、
組織全体を見て動けているかどうかです。
たとえば、
-
チーム内の業務で詰まりやすいポイントを発見したら、上司に現況を報告する
-
全体のオペレーションがスムーズになるアイデアがあれば、進んで上司に提案する
こうした視点を持っている人は、
上司から見ても「一段上の目線を持っている人」と映りやすくなります。
私自身も、「自分の成果」だけでなく、
「どうすればチーム全体の成果が上がるか」を考えて行動するよう意識しました。
すると、
「この人に任せておけば、チームとしてもうまく回りそうだ」
という見られ方に少しずつ変わっていきます。
組織目線で動ける人は、
次の役割やポジションを任せるイメージがしやすい。
これは、昇進を考える上でとても大きなポイントだと思います。
うまくいった理由を言語化し、発信する
仕事で成果が出たとき、つい
「たまたまうまくいった」
「運がよかっただけ」
で終わらせてしまうことがあります。
ただ、昇進や評価を考える上では、成果そのものに加えて、
「なぜうまくいったのか」を説明できるかがとても重要だと感じました。
なぜなら、上司や周囲が見ているのは、
「この成果は再現できるのか?」
「次も同じように結果を出せそうか?」
という点だからです。
またマネージャー職になれば特に、チームメンバーの成績を上げるためにプロジェクトを進めていく必要があるため、
一人ひとりが理想とする目標を再現性高く仕事を進めてもらうために、「言語化」することは非常に重要です。
再現性のある行動は、個人の強みであると同時に、
組織にとっての資産にもなります。
だから私は、
「今回うまくいった理由は何だったのか」
「どんな考え方や行動が結果につながったのか」
をできるだけ言語化するように意識しました。
そして、それを自分の中に留めるのではなく、
チーム内で共有することも大切にしていました。
-
ちょっとした工夫
-
気づいた視点
-
失敗しなかった理由
こうした小さな共有でも、
周囲にとってはヒントになることがあります。
特に、異業界・異職種から転職してきた立場だからこそ、
「前職ではこう考えていた」
「他の業界ではこうだった」
といった意見は、ずっとSaaS業界にいる上司には、意外と新鮮に受け取ってもらえました。
成果を出すことに加えて、その背景を言葉にし、周囲に伝える。
この積み重ねが、「この人は安定して成果を出せる人」という評価につながっていったように思います。
「ワンチーム」を体現する立ち回りをする

昇進する人を見ていると、
仕事ができるだけでなく、周りを孤立させない立ち回りをしている人が多いと感じます。
どれだけ個人として成果を出していても、
チームの空気を悪くしたり、周囲との関係が断絶してしまうと、
「次の役割を任せたい人」としては見てもらいにくくなります。
だからこそ意識していたのが、
日常的なコミュニケーションの積み重ねです。
特別なことをする必要はありません。
-
こまめに声をかける
-
困っていそうな人に気づく
-
小さなことでも相談しやすい雰囲気を作る
こうした行動を続けることで、
「何かあったらこの人に相談しよう」
と思ってもらえる関係性が生まれていきます。
困ったときに助け合える雰囲気があるチームは、
自然と成果も安定します。
そして、その雰囲気づくりに関わっている人は、
上司から見てもプラスの印象を持たれやすくなります。
評価の中には、数字やスキルだけでなく、
「一緒に働きたいかどうか」という、
言語化しづらいけれど重要な観点も含まれています。
ワンチームを体現する立ち回りができる人は、
「この人が一段上に立っても、チームはうまく回りそうだ」
と思ってもらいやすい。
それも、昇進につながる大切な要素のひとつだと思います。
うまくできないことは、素直に人に頼る
未経験で転職すると、
「早く一人前にならなきゃ」
「迷惑をかけたくない」
と考えて、何でも一人で抱え込んでしまいがちです。
でも実際には、
何でも一人で抱える必要はありません。
分からないことをそのままにして時間を使うより、
早めに聞いて、正しく理解して、次に活かす。
このサイクルを回せる人のほうが、結果的に成長は早いと感じました。
周囲を頼ることは、決して無責任な行動ではありません。
むしろ、
-
課題を早く解決できる
-
無駄な手戻りを減らせる
-
チーム全体の生産性が上がる
といった意味で、組織にとってプラスになる行動です。
大切なのは、「丸投げする」のではなく、
自分なりに考えた上で相談すること。
そうすれば、「ちゃんと考えた上で頼ってくれている」
と受け取ってもらえます。
結果的に、チームや会社の成果につながるのであれば、それが正解です。
私の場合は、「法律や製品の機能や詳しい人」「トラブルがあったときに頼れる人」と関係を築くことで
難易度が高い案件でも、比較的スムーズに仕事ができることが多かったです。
未経験だからこそ、素直に頼り、吸収し、前に進む。
この姿勢が、長い目で見て評価され、次のステップにつながっていくのだと思います。
誰しも「頼られること」で嫌な気がする人は意外に少ないです。
誰しも得意不得意はあるものなので、もし自分が助けられるときには進んで力になり、
逆に自分だけで解決できないと感じつ場面では、進んで助けを求めるのも一つのスキルだと思っています。
まとめ|未経験でも1年たらずで昇進できる

未経験からカスタマーサクセスに転職し、1年たらずで昇進できた理由は、
特別なスキルや才能があったからではありません。
振り返ってみると、重要だったのは一貫して
「考え方」と「スタンス」でした。
まず意識したのは、
評価される行動を理解し、それを早い段階から体現すること。
がむしゃらに頑張るのではなく、
「この行動は評価につながるか?」を考えて動くことで、
成長の方向性がブレにくくなります。
次に、視座を
個人 → チーム → 組織
へと少しずつ引き上げていくこと。
自分の成果だけでなく、
「どうすれば周りがうまく動くか」
「組織全体のパフォーマンスを上げるには何ができるか」
を考えて行動することで、次の役割を任せてもらいやすくなります。
こうした考え方は、
カスタマーサクセスに限った話ではありません。
どの職種・どの業界でも、
評価され、ステップアップしていく人に共通するものだと思います。
未経験だからこそ、
早い段階で「評価される動き方」を知り、意識して実践する。
それが、1年たらずで昇進できた一番の理由でした。
今回の記事のように、このブログでは未経験からカスタマーサクセスへ転職した
私の実体験をもとに、SaaS転職者向けの情報を発信しています。
-
CSの仕事内容やキャリアパス
-
SaaS企業の選び方
-
未経験から転職する際の考え方
などについて、他にも記事を公開しています。
ぜひ、気になるテーマから読んでみてください。
また、ひとりで考えるのが難しい場合は、SaaSやIT業界に強い転職エージェントを活用するのもひとつの選択肢です。
「今すぐ転職するかどうか」ではなく、選択肢を知るために話を聞いてみるだけでも、視野はかなり広がります。
ギャップを理解したうえで選ぶCS転職は、きっと後悔の少ない選択になります。
あなたにとって納得のいくキャリアを選ぶための材料として、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです!



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