IT未経験でも営業経験があればSaaS業界へ転職できる理由|CS転職成功者が解説!

営業

こんにちは、さくおです!

「IT業界って、未経験だとやっぱり難しいのかな?」そう感じている人も多いのではないでしょうか。

実は、IT業界、特にSaaS企業では、営業職やカスタマーサクセス(CS)職のような「人と関わる仕事」の経験がとても重宝されます。

求められるスキルを紐解いてみると、コミュニケーション力や課題発見力、提案力など、これまで他の業界で培ってきたスキルがそのまま活かせる場面が多いんです。

私自身も、異業界からカスタマーサクセスへ転職した身ですが、前職での営業経験が大きな強みになりました。

SaaS業界は今まさに成長期のど真ん中。未経験でも挑戦しやすく、年収アップやキャリアの広がりを実感しやすい分野です。

この記事では、そんなSaaS業界で「営業職・CS職がどんな能力を求められているのか」「なぜ今が転職のチャンスなのか」を、実体験を交えながらわかりやすく解説していきます!

この記事の信頼性

✔︎ 広告業界から未経験でIT企業へ転職し、現在はメガベンチャーで現役カスタマーサクセス職
✔︎ 月70時間だった残業を20時間に削減し、時間単価は1.2倍にアップ

こんな方におすすめ
  • 営業や接客など「人と関わる仕事」の経験を活かして、IT業界に挑戦したい人
  • 「自分にITの適性があるのか」不安を感じている人
  • 20代後半〜30代前半で、キャリアアップを意識し始めている人

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
目次

営業職・カスタマーサクセスはIT業界でも“求められる職種”

カスタマーサクセス

IT業界の中でも、営業職とカスタマーサクセス(CS)は特に需要が高い職種です。

私がおすすめしているSaaS(サース)業界は、営業・カスタマーサクセス・プロダクトデザイン・エンジニアなど、それぞれの役割が明確に分かれています。そのため、それぞれの専門職を増やして分業し、それぞれの役割の視点から「顧客にどう価値を届けるか」を考えて、各ポジションごとにプロジェクトを推進しています。

この中でも営業とCSは、どの企業でも欠かせない存在です。

「新規顧客を増やす営業」、そして「契約後の顧客を成功へ導くCS」。

この2つのポジションは、会社の売上・継続率のどちらにも直結するため、どのSaaS企業も常に優秀な人材を求めているんです。

特に営業職の経験がある人は、SaaS企業にとって非常に魅力的な人材です。

業界が違ったとしても、前職で培ったコミュニケーション力、課題発見力、提案力は、そのままIT業界で活かせる場面が多い思っています。

SaaS業界では、顧客とのやり取りや提案の場面が多く、対話を通して課題を引き出し、ソリューションを提示する力が求められます。つまり、営業で培った「人を動かす力」こそがSaaSビジネスの根幹にあるのです。

また、「自分は法人営業ではなかった」「BtoCだった」という人でも問題ありません。

業種や業界が違っても、顧客と向き合い、課題を聞き出して解決してきた経験があるなら、それは十分に強みになります。SaaS企業では、業界知識よりも“顧客対応力”や“思考の柔軟さ”を重視する傾向があります。実際、私の周りでもアパレルや不動産、広告など、全く別業界から転職して活躍している人が多いです。

さらに大きな追い風となっているのが、SaaS業界そのものの成長スピードです。

クラウドサービス市場はここ数年で急拡大しており、2030年には国内市場規模が約3兆円に成長する見込みがあるとされています。引用:Grand View Research

つまり、日本でも数少ない「右肩上がりの超成長産業」なんです!

この急成長に合わせて、多くの企業が中途採用に力を入れています。

特にCSや営業職は、即戦力を求めるよりも“将来伸びる人材”を育てたいと考える企業が多く、異業界出身者にも広く門戸が開かれています。実際、SaaS業界の中でもIT未経験で入社して活躍している人はかなり多く、「今のうちに飛び込んでおくべき」と言える状況です。

つまり、もしあなたが営業職として顧客と真摯に向き合ってきた経験があるなら、それはそのままSaaS業界で必ず活きてきます。

未経験だからといって遠慮する必要はありません。

むしろ、コミュニケーション力や人の課題を理解する力を持つあなたこそ、今のSaaS企業が最も求めている人材なんです。

詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください。

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IT企業で評価される”営業スキル”とは?

では、実際にIT企業が求めている能力はどんな点なのでしょうか。
今回は「営業職」「カスタマーサクセス」で分けて考えてみました!

スキル 「営業職」での評価ポイント 「カスタマーサクセス」での評価ポイント
ヒアリング力(傾聴力) 顧客の課題や要望を引き出し、最適な提案につなげる。質問力・傾聴力が成約率に直結。 顧客が「なぜ課題を感じているのか」を深く理解し、利用状況から改善点を見つける。長期的な信頼関係のベースになる。
課題発見力 潜在ニーズを見抜き、提案につなげる力。顧客が気づいていない課題を可視化できると強い。 利用データや顧客の声から、プロダクト活用のボトルネックを見つける。改善提案や機能活用のアドバイスに直結。
提案力・プレゼン力 サービスの価値をわかりやすく伝え、購買意欲を高める。資料作成やプレゼン構成力が重要。 顧客の課題に合わせて、具体的な活用方法を提案。売るというよりも、“成果を出す提案”が求められる。
コミュニケーション力 初対面でも関係を築くスピードが評価される。人当たりの良さや対応の丁寧さが成果につながる。 継続的に関係を維持し、信頼を積み重ねる力。顧客の本音を引き出せる“聞き上手さ”が求められる。
論理的思考力 提案内容をデータで裏づけし、納得感を与える。価格・効果の比較や費用対効果の説明など。 サービス利用データを分析し、改善提案を構築する。根拠に基づいた改善提案で信頼を得る。
継続力・行動量 毎日複数の商談・架電・訪問を行うタフさが重視される。 顧客ごとにPDCAを回し、継続的な成果を追う粘り強さが重要。
チーム連携力 マーケ・CS・開発など、社内外の連携を通して契約率を上げる。 セールス・開発・サポートと連携し、顧客課題をチームで解決する。社内調整力が鍵。
顧客志向 契約を取ることがゴールだが、顧客満足度も成果に直結。 契約後の満足度・成果がKPIに直結。顧客の「成功」を自分の成果と感じられる姿勢が重要。

営業職は「契約を取る力」が、カスタマーサクセスは「契約を続けてもらう力」が評価されます。

つまり両者のスキル構造は似ているものの、“短期的成果”か“長期的信頼”かという軸で求められる力が変わるんです。

いずれも今のあなたの仕事を行う中で、多かれ少なかれ重なる部分は必ずあると思います。
「いまいちピンとこない…」という人は、自分の仕事を通して培った経験や能力を、一度棚卸ししてみてください!


職務経歴書・面接で必ず意識してほしいこと=「再現性の高さ」

分析

上記のスキルを企業側が求めている中で、職務経歴書の自己PRや面接で必ず押さえておくべきポイントは、前職での経験や能力をどのくらい「再現性高く」発揮してくれるかどうかという点です。

転職活動をしていると、「成果をアピールしてください」と言われることが多いですよね。

でも実は、企業が本当に知りたいのは「過去の結果」ではなく、「その成果を新しい環境でも再現できるかどうか」なんです。

たとえば営業職で「年間売上1億円を達成しました」と言っても、その数字だけでは判断できません。

大切なのは、「なぜその結果を出せたのか」「どういう行動をとったのか」というプロセスの再現性です。

つまり、「あなたが成果を出すために行った工夫」や「再現できるスキル・考え方」を具体的に伝えることが、最も評価されるポイントになります。


再現性の高さを伝える3つのコツ

結果よりも“プロセス”を語る

たとえば「新規開拓で成果を上げた」なら、

  • どんな顧客をターゲットにしたのか

  • どんな課題をヒアリングしたのか

  • どんな提案をして、どう信頼を得たのか

といった行動の背景を丁寧に説明しましょう。

「再現性がある人=考えて動ける人」と見なされるため、数字だけではなく思考過程を可視化することが大切です!

数字とロジックで裏付ける

抽象的な表現よりも、数値で表せる実績を交えると説得力がぐっと増します。

たとえば、「顧客対応件数を1.5倍に増やし、解約率を10%改善」「平均返信時間を30%短縮し、顧客満足度を向上」など。

数字があると、面接官は「この人がやったことが具体的にイメージできる」と感じます。

他の環境でも通用する形に言い換える

IT未経験の方の場合、「自分の業界では通じても、ITでは伝わらないかも」と不安に思うかもしれません。

そんな時は、スキルを“業界を超えて使える形”に言い換えるのがポイントです。

たとえば、「営業での提案力」→「課題を整理して、最適な解決策を提示する力」

「顧客との信頼関係」→「長期的なコミュニケーションで成果を最大化する力」

といったように、どの職種でも活かせる形で整理しましょう。


再現性が伝われば、未経験でも採用される

企業は、即戦力だけを求めているわけではありません。

「この人なら、うちの環境でも成果を出してくれそうだ」と思わせることが何より大切です!

だからこそ、「私はこのような考え方で成果を出しました」「それはIT業界でも活かせます」と語れる人が、最終的に内定を勝ち取っています。

未経験でも、自分の経験を“再現できる力”として言語化できれば、必ず評価されます。

職務経歴書でも面接でも、「何をしたか」ではなく「なぜそれをしたか」「どう再現できるか」を意識してみてください。

その視点が、あなたの強みをもっとも輝かせる鍵になります。


まとめ:あなたの経験は、IT業界でも必ず活かせる

ピース

IT業界の営業やカスタマーサクセスに求められているスキルを見てみると、実はその多くが、他の業界でも自然と身につく能力であることが分かるかと思います。



「顧客との信頼関係を築く力」や「課題を見つけて提案する力」は、どんな仕事でも共通して求められる大切なスキル。だから、「IT未経験だから」と構える必要はまったくありません。むしろ、これまでの経験があるからこそ、SaaSの世界で活躍できる可能性が大いにあります。

最初は専門用語や仕組みが難しく感じるかもしれませんが、一歩踏み出してみれば、成長とやりがいを感じられる環境がきっと待っています。

不安な点があれば、他の記事でカスタマーサクセスの働き方・キャリア・リアルな日常も詳しく紹介しています。

ぜひそちらも読んで、SaaS転職の理解を深めてみてください。

あなたの経験は、間違いなく次のキャリアで活きます。

焦らず、前向きに、SaaS業界への転職活動を今日から一歩ずつ進めていきましょう!

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さくお
CS転職アドバイザー
✔︎ 未経験→IT企業のCS職へ転職成功
✔︎ 月70h→20hに残業削減/時間単価1.2倍

このブログでは、僕自身の経験をもとに、
「未経験からCS職に転職したい人」や
「もっと自分らしく働きたい人」に向けて、
キャリアのヒントやリアルな転職ノウハウやをお届けしています。

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